福助人形買取について
福助人形の買取業者紹介ページをご覧いただきありがとうございます。
こちらのページでは福助人形の買取の事について書いていきたいと思います。
福助人形を高く売る為に
1 大量にある場合はリストを制作
福助人形の買取の時に商品の数が大量にある場合はリストをまとめてから査定しましょう。
2 無理に直さない
壊れた福助人形は無理に直すのはやめましょう。接着剤跡などですぐにわかります。
3 買取方法を選ぼう
基本的に買取の際は店頭買取・出張買取・宅配買取があります。買取方法を決めましょう。
福助人形について
福助人形とは、日本で古くから幸福を招くとされ親しまれている縁起人形の事を言い、大きな顔のちょんまげを結った童顔で福耳の男性が裃をつけて正座をしているのが特徴です。
福助人形には実在の人物が存在しており一説では、摂津国西成郡安部里の佐太郎がモデルである事が一番有力な説であるとされています。
佐太郎は農家の息子として産まれましたが、身体に障がいを抱えており、身長は2尺(60cm程)足らずで大きい頭をしており近所では笑いものにされていました。
そんな佐太郎を憂いた小田原の香具師が佐太郎を見せ物へ誘い、鎌倉雪の下で見せ物に出たところ非常に評判が良く、次いで江戸両国の見せ物に出た際も大評判となりました。
その後佐太郎は不具助をもじった福助の名を命じられた事をきっかけに、名前が福々しくて縁起が良いと更に反響を呼びました。
福助は旗本の世話で女中のりさと結婚し、自分の容姿に似せた像を売り出し、福助の死後その人形が流行したとされています。
その後福助人形を座布団の上に安置し、神酒、お供え物を供え、福祈る風習が京阪地方で始まったことをきっかけに江戸伝わり、最終的には全国へ拡散されて行きました。
又、福助人形のモデルとなったと言われる人物には他にも説があり、京都の呉服屋大文字の主人であるという説、百姓佐五右衛門の息子であるという説、佐賀の伊吹山のふもとの柏原という宿場の「亀屋」に番頭いた福助という名の男であるという説等様々です。
いずれの説の人物は皆長寿で幸せな人生を送ったと言い伝えられています。
福助人形の苗字については『叶』と言い、これは『願いがかなう』に文字られています。
又、福蔵と福六という2人の子供がおり、お多福は福助人形の愛人、おかめは福助人形の母という設定があります。
その為、福助とお多福が並んでいる人形や、おかめを背負っている人形も存在しています。
福助人形のご利益については、福助人形が裃姿で扇子を腰にさし礼儀の正しいその姿から、お客様を呼び寄せるご利益があるとされており、店先などに置かれている事が多いです。