こけし買取について
こけしの買取業者紹介ページをご覧いただきありがとうございます。
こちらのページではこけしの買取の事について書いていきたいと思います。
こけしを高く売る為に
1 大量にある場合はリストを制作
こけしの買取の時に商品の数が大量にある場合はリストをまとめてから査定しましょう。
2 無理に直さない
壊れたこけしは無理に直すのはやめましょう。接着剤跡などですぐにわかります。
3 買取方法を選ぼう
基本的に買取の際は店頭買取・出張買取・宅配買取があります。買取方法を決めましょう。
こけしについて
こけしとは、江戸時代の末期頃より東北地方の温泉地の土産物として製造・販売されていた木製の人形で、日本では古くから現代にかけて愛され続けている人形の一つです。
こけしの構造は、一般的に頭部が球体で胴体は円柱という極めてシンプルな作りとなっており、本来幼児の玩具であったこけしは、子供が手に取って遊ぶ際に握りやすいようにと子供の手の平の直系に合わせて作られていたと言われています。
こけしが製造・販売されるようになった江戸時代の末期頃からこけしは長い間子供の玩具として活躍してきたこけしですが、大正期頃になると海外よりコンポジション製の人形やセルロイド製の人形が輸入された事がきっかけで、当時の子供達の間ではこれらの新興玩具が流行しこけしの人気は低迷していきました。
しかし、一方では大人達の間ではこけしの人気が根強く残り、こけしの蒐集を趣味とする愛好家が増えた為、以降こけしは子供の玩具から大人の鑑賞用の人形として人気を集め続けました。
愛好家によるこけしの扱いは基本的に棚や台等に並べて鑑賞するという事が多いため、こけしの形状は、飾った際にこけしが転倒しにくくする為に胴体をやや太く作られるようになったり、細い胴体のこけしが棚から転倒しないようにこけしの足元に転倒防止用の台が取り付けられる等の工夫がされるようになりました。
又、こけしは主に伝統こけしと新型こけしの2種類に分けられており、伝統こけしは、産地や形式、伝承系等が細かく分けられており、新型こけしは工芸的で全国各地の観光地の土産物として製造・販売されています。
こけしの顔立ちや胴の模様については、伝統こけしの産地によって違いがあります。
主な主産地と県については、土湯系が福島県、弥治郎系・遠刈田系・鳴子系が宮城、作並系が宮城県と山形、蔵王高湯系・肘折系が山形、木地山系が秋田、南部系が岩手、津軽系が青森となっており、これらの系統に含まれない伝統こけしも存在します。