ビスクドール買取について
ビスクドールの買取業者紹介ページをご覧いただきありがとうございます。
こちらのページではビスクドールの買取の事について書いていきたいと思います。
ビスクドール高く売る為に
1 大量にある場合はリスト制作
ビスクドールの買取の時に商品の数が大量にある場合はリストをまとめてから査定しましょう。
2 無理に直さない
壊れたビスクドールは無理に直すのはやめましょう。接着剤跡などですぐにわかります。
3 買取方法を選ぼう
基本的に買取の際は店頭買取・出張買取・宅配買取があります。買取方法を決めましょう。
ビスクドールについて
ビスクドールとは、19世紀にヨーロッパのブルジョア階級の貴婦人及び令嬢達の間で流行した陶器で作られたドールの事を言い、ビスクドールのパーツの一部に素焼きの磁器が使用されている事からポーセリン・ドールと呼ばれる事もあります。
ビスクドールは現在アンティークドールとも呼ばれており、アンティークドールという呼称については、アメリカで関税法が変更された1930年以前に製造されたビスクドール及びポーセリン・ドールに対してのみ使用する事が許されています。
ビスクドールの歴史
ビスクドールの製造当初は、ドールの頭部や手等のパーツが二度焼された素焼きの陶磁器製で、陶土を型に押し込んで製造していましたが、1885年頃からは量産可能な液状ポーセリンの流し込みで製造されるようになりました。
又、ビスクドールは本来、衣服の宣伝の為に作られた物で、当時は大人の女性の姿をしたファッションドールでしたが、1855年に開催されたパリ万国博覧会にて展示されていた市松人形に影響を受けた事がきっかけで、ベベドールと呼ばれる子供の姿をしたビスクドールが製造されるようになりました。
ビスクドールの最近のトレンド
ベベドールが製造されるようになってからは、子供の玩具としての人気が高まるようなり、ビスクドールの製造会社は子供が遊びやすいように可動性の高いコンポジションボディを採用したドールの製造を開始しました。
こうして鑑賞用から玩具用へとシフトしたビスクドールは、製造会社同士の廉価量産合戦を経て、1920年頃には一般の子供用の玩具として幅広く販売されるようになりました。
その後しばらくビスクドールの黄金期が続きましたが、ヨーロッパの玩具業界ではゴム製ドールやセルロイド製ドールのように安価に購入できるドールを量産するようになってしまった為、ビスクドールの人気は著しく低迷し、1930年頃にはビスクドールの製造はされなくなってしまいました。
しかし、ビスクドールの人気は現在も根強く、当時のビスクドールは骨董的価値や美術性価値及び希少性に応じて数万ドルで取引されています。